800年以上昔から続く伝統。三ヶ日町初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)の例祭「おんぞ祭り」に行ってきました
さてさて。
土曜日、着物を着て向かった先は…
こちらの記事でも書いた通り、三ヶ日町の「
初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)」。
毎年4月の第2土曜日に行われる例祭「
おんぞ祭り」に行ってきました。
こちらの初生衣神社、祭神は機織の祖神、天棚機姫命(あまのたなばたひめのみこと)。
800年以上昔から伊勢神宮の皇太神宮に、毎年、神衣(かんみそ)を納めていたという、由緒ある神社なんだそうです。
名前からもなんとなく分かる通り、織物の神様で、この地域などの織物・繊維関係の会社さんにとっては大切な神社さん。
現在も、毎年4月に「おんぞ祭り」として、その風習が垣間見られます。
実は2、3年ほど前から「こんなお祭りがありますよー」と教えていただいていたのですが、なんとなく足が向かず…
今年、やっとうかがうことができました!
ぬくもり工房さん、
makuさんも出店されていました!
で、このお祭りはというと…
初生衣神社から、近くの浜名惣社までのぼりを持ち行列で歩くというもの。
この行列は一般の人でも入れます。
(だから土曜日の写真が、のぼりの棒を持っていた写真なんですね。笑。)
そして、浜名惣社に置かれていた御衣(おんぞ)をまた初生衣神社まで持ち帰って、織物ができあがったお祝いの行事。
この完成した御衣は、この後愛知県を経由して伊勢神宮に運ばれ、奉納されるのだそうです。
蒲神明宮といい、この初生衣神社といい…
遠い存在の「伊勢神宮」にこんなに縁の深い神社が浜松にあることには本当にビックリです。
伊勢神宮から遠すぎないという事もあると思いますが、掘り返せばまだまだ何かありそうですね!
なんだか、この地域で繊維業、織物業が盛んだったことは、この神社があったことと無関係ではないような気もしてきました~。
不思議。
ちょうど、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で、子どもたちが着ている着物も「遠州織物」だし。
いい年に参加させていただきました。
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